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うつの診断でこまめにチェックを行ないうつ病を予防しましょう

うつ病治療には段階がある

ハートに巻かれた包帯

運動で改善

うつ病の治療は、診断から寛解まで年単位で時間がかかります。主な治療となる投薬療法は服用し始めてから効き始めるのに一月程かかり、その間うつの症状がひどければひどいほど回復期に入るまで時間がかかります。この間はとにかく診断と投薬療法しか方法がなく、気分が安定し、以前のような状態に戻る回復期に入ってからもう少し本格的な治療を行なっていきます。回復期に入った後は、診断や投薬療法に加えて軽い運動が治療内容に含まれます。この運動をすることにより、衰えた体力をもとに戻し、社会復帰できる準備に入ります。また、運動によって日光を浴びることによりセロトニンが分泌され、脳の働きを正常に戻していきます。治療の際に運動を行なう場合、注意すべきポイントは「無理をしない」ということです。とにかく早く良くなろうと体をとにかく限界まで動かすというのは逆効果であり、かえって症状を悪化させてしまう恐れがあります。「まだ体を動かしたい」と思う段階で運動を切り上げ、余裕を持って家路につきましょう。このまだ動かしたいと思う意欲が大事であり、心にプラスの影響を与えます。また、余裕だと思っていてもお薬の影響で体がまだ本調子ではないのに無理をすると倒れてしまう可能性があります。

瞑想で改善

うつ病治療で最近有効なのがわかってきたものに、瞑想があります。瞑想は多くの人が取り入れているメンタルトレーニングの一種であり、心を落ち着かせて自分と向き合うことでうつ病の改善に効果があるという研究結果が出ています。実際に診断で瞑想を取り入れる病院もあり、瞑想に有酸素運動を取り入れたMAPトレーニングを推奨しているところもあります。瞑想と聞くと少し難しそうなイメージを持つ人もいますが、実際にやることは椅子やベッドに腰掛け深呼吸をしつつ心を落ち着かせるだけであり、お寺の修行のように座禅を組んだり体を動かしてはだめといった厳しいルールはありません。慣れれば段々と長時間瞑想できるようになってきます。